電子申告とは
電子申告には、所得税や法人税等の国税に関する手続きをオンラインで行う「e-Tax(イータックス)」と、都道府県民税や事業税等の地方税に関する手続きをオンラインで行う「eLTAX(エルタックス)」の2種類があります。
利用できる手続
(1) 申告可能な税目
国税 | 所得税、贈与税、法人税、消費税、酒税、印紙税 |
---|---|
地方税 |
法人事業税、法人都道府県民税、法人市町村民税、事業所税等 (※地方公共団体によって利用できる税目は異なります。) |
(2) 申請・届出等
法定調書の提出、青色申告の承認申請、納税地の異動届、電子納税証明書の交付請求等
(3) ATMやインターネットバンキングからの納税
納税可能な全ての税目
電子申告の特徴
- 税務署や金融機関の窓口に並ばなくても手続き可能ですので、時間を有効活用できます。
- e-Tax、eLTAXに対応した市販の財務会計ソフトを利用している場合は、そのまま電子申告することができるため、事務の省力化、ペーパーレス化につながります。
- 所得税確定申告の際、一部の添付書類が提出不要となります(確定申告期限から5年間、税務署から書類の提出又は提示を求められることがあります。)。
国税電子申告(e-Tax)の利用の流れ
- 利用開始届の提出:納税地の税務署長に対し、開始届出書をe-Taxホームページからオンラインで提出します(書面でも提出できます。)
- 納税地の税務署から利用者識別番号、暗証番号等が送付されてきます。
- パソコンにe-Taxソフトをインストールし、電子証明書を登録します。
- 申告等データを作成し、電子署名等を行い送信します。
- 送信結果の確認をして完了です。
- ※ 個人で電子申告を行う場合は、別途ICカードリーダライタ(カード読取装置)のインストール等の作業が必要です。
電子申告を利用するために
我々税理士は、納税者の皆様に電子申告をご利用いただくために準備を整えています。
例えば、納税者個人が電子申告を行うためには、自身で「マイナンバーカード(個人番号カード)」等を入手し、更にパソコン環境や「マイナンバーカード」を読み取るためのICカードリーダライタを準備いただく等の手間が必要です。日々パソコン環境は変化してはいますが、負担に感じられる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、税理士に申告書の作成等を依頼し、提出も併せて依頼した場合には、そういった準備を省略することができます。税務の専門家である税理士に、申告書の作成を依頼するだけではなく、この機会にぜひ、電子申告もお任せください。
税金のことは全て、我々税理士にお任せください!